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カンヌライオンズで絶賛された「Territory」の The Blaze が

新たに贈るウルウルの4分間

金井哲夫 Mar 27 2018

ミュージシャンでありながらも自身の MV 制作も手がける The Blaze が、前作の「Territory」に引き続き新作を発表。多幸感に満ちあふれた「Heaven」をぜひチェックしてほしい。

dir
The Blaze
prod co
Iconoclast
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しばらくぶりに故郷に戻り、その安堵感と疎外感との間で揺れ動く青年を題材にした動画「Territory」で、昨年のカンヌ・ライオンズのグランプリを獲得し、それに先だってベルリン・ミュージックビデオ賞でも最高監督賞を受賞した The Blaze の新作 MV「Heaven」を紹介。

柔らかい日差しの中、赤ちゃんと犬がすやすやと眠り、その家族や仲間たちがピクニックを楽しんでいる。生まれたばかりの子どもを抱いて、無邪気にはしゃぎ回る父親(ダンサーのケビン・バゴ)。緑の草むらで踊り、思いっきり空気を吸い込む。なんでもない当たり前の光景のようだが、見ていると、なぜかウルウルきてしまう。

この屈託のない、平和で、穏やかで、満ち足りた時間というものは、今の時代当たり前のようであって、全然当たり前じゃないからなのかもしれない。やっぱり、この世ではなく天国なのだろうか。

歌詞はこんな内容だ。「戦いに振り回されて、キミは降参するのかい? ボクたちは旅に出る。共通の運命を大切にして夢を追う。でもボクひとりでは無理だ。いつか夢が叶う。降参しよう……」

ちょいと切ないような歌詞だけど、運命に身を任せて、もっとのんびり生きようよ、という意味にも取れないこともない。

いずれにせよ、この映像は、すごーく大切なものを教えてくれている気がする。


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雑誌編集者を経て、フリーランスで翻訳、執筆を行う。

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