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死を悟った羊の一生が走馬灯のように……
ほっこり笑えるスバルのCM

金井哲夫 金井哲夫 Feb 26 2020

イギリスのSUBARU UKが放送したスバル・フォレスターのCM。あわやフォレスターに轢かれそうになる羊、これまでのことが走馬灯のようによぎるが……? 続きはどうぞ記事で確認してください。

dir
Bjoern Ruehmann
prod co
MullenLowe Group UK
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イギリスのSUBARU UKが放送したスバル・フォレスターのCM。フォレスターで田舎道をドライブする家族。その路上に居合わせた一匹の羊は、接近する車に気付き死を悟る。そして、子どものころからの記憶が走馬灯のようにフラッシュバックするが、スバルの「プリクラッシュブレーキアシスト」によって救われる。

悪ふざけでも、駄洒落でもない、ほっこりする笑いがとてもいい。こういうのを「ユーモア」っていうんだろうね。ストーリーで笑わせてくれる品のいいユーモアだ。

監督は、ドイツ出身のビヨン・リューマン。パリの広告代理店TBWA Parisで映像の世界に入り、数年後に映像作家の道を歩むようになり、映画監督集団The Vikingsを結成する。監督として注目されるようになったのは「The Wind」が最初だ。

黒づくめの大男がインタビューに応えるという形の作品。街中で小さな意地悪をして回る彼は、みんなに嫌われて、姿も見てもらえなくて、とても孤独だとこぼす。ある日、一人の男性が彼に気付き名刺をくれる。その人が、みんなの役に立てる新しい仕事をくれたと喜ぶ、という風力発電会社EpuronのCM。この作品は2007年のカンヌ・ゴールドライオン、ロンドン・インターナショナル・アドバタイジング・アワーズの3つの金賞、Epica2007の金賞、Eurobestのグランプリと金賞などなど多くの賞を受賞した。

金井哲夫

雑誌編集者を経て、フリーランスで翻訳、執筆を行う。