コロンビアのロック歌手フアネスの「Pa Dentro」の MV が不思議で美しくて面白い。Pa Dentro とは、直訳すると「中に」という意味。歌詞の内容は「暑くなってきた。キミとボクの体がそれを知っている。ボクの胸がキミの呼吸を感じる。2人の脈拍は同じ……。少しずつ、ボクは赤道を越える。キミにキスした……」てな調子で、まあ、お熱い感じ。
監督はフランス人の2人組グレッグ・アンド・リオ。公式ウェブページでは、プロフィールに「ナメック星出身」なんてふざけて書かれているが、パリの映像学校で知り合い、一緒に MV を撮影するようになったというコンビだ。そのうち、実写映像をベースにした実験的な作品を作りたいという共通の目標に気づき、「カメラの斬新でイノベーティブな使い方」を開発する力をつけてきた。
たしかに、この MV は不思議な映像で構成されている。だけど、単に人をビックリさせるトリッキーな映像というよりは、美しさを表現するために技を駆使しているといった感じだ。
2017年には、フランス人歌手ジェインの「MAKEBA」の MV で、歴史あるアート・ディレクターズ・クラブ(ADC)のシルバー賞を受賞している。このMVもまた不思議で美しい。
ジェインの「Makeba」MV
彼らのその他の作品は、ここのリンクからたくさん見られる。
関連アイテム
[amazonjs asin=”B07DCKV2DL” locale=”JP” title=”Pa Dentro”]