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エド・シーランの新曲「Happier」のMVに
エド君パペットが4年ぶりの登場

金井哲夫 May 17 2018

ファレル・ウィリアムスのプロデュースで注目を集めたエド・シーランの「Sing」。そのMVに登場したパペット人形のエド君が最新シングル「Happier」のMVで4年ぶりに復活した。しかも今回はエド君が曲やビデオ撮影について語る映像も公開されるという凝りようだ。

dir
Emil Nava
prod co
Ammolite Inc.
m
Ed Sheeran
Puppeteer
BJ Guyer
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エド・シーランが5月に発表した最新シングル「Happier」(ニューアルバム「Divide」に収録)のMVには、2014年に発表したシングル「Sing」のMVに登場して話題になった、シーランのパペットが4年ぶりに登場した。

Sing」では、リムジンに金髪美女を連れ込むイケイケの青年だったパペットのエド君だったが、今回はメローな失恋の歌を悲しく歌い、酒に溺れてしまう。「Happier」の歌詞は、「1カ月前に別れたばかりの元カノが、他の男性と前より幸せそうに笑いながらバーに入るのを見たよ」という内容。キミが幸せならそれでいい。ボクもキミのように前より幸せになれる日が来ると友だちは言うけど、キミといたときのほうが幸せだった……、みたいな。

エド・シーラン「Sing」MVでのワンシーン

MVの舞台はニューヨークの29番街とパークアベニューの交差点。彼女は風船の人形だ。このMVについて、パペットのエド君がインタビューに応えている(下の動画)。そこでエド君は、歌の内容は実体験に基づくものだと話している。「Sing」のときと違って、舞台がニューヨークだったから寒かったし、相手が風船だから大変だったとのことだ。それに、ケツの穴から男の手を入れられて動かされるのは複雑な感じだったとも話している。

エド君はさらに、これからも活動を続けると話していたので、今後のMVやツアーに登場するかも知れない。残念ながら日本ツアーは4月に終わっちゃってるけど。

監督は、この直前にエド・シーランとエミネムのコラボによるドキュメンタリー風のMV「River」を制作したエミル・ナヴァ

パペットを担当しているのは、映画「ザ・マペッツ」や「ゴンゾ宇宙に帰る」では人形を操り、「マペットのオズの魔法使い」で人形製作にも加わったパペッティアーのBJ ガイヤー氏。さすがに、エド君の動きや表情にいい味を出している。

「Happier」では辛い失恋体験を回想しているが、現在、エド・シーランは婚約者とラブラブの状態だそうで、前より幸せになることでしょう。


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雑誌編集者を経て、フリーランスで翻訳、執筆を行う。

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