精緻なドローイングとサイケデリックな色彩によって混沌とした世界を描き出した、日本を代表する個人アニメーション作家・相原信洋。2011年に滞在中のバリでの急逝より、今年で早くも8年となる。
70本に及ぶその膨大な作品群は、2016年よりデジタル化が進められ、このたび全ての作業が完了した。今回の上映ではデジタルで蘇った高精細な相原の作品を、6プログラムに分けて一挙上映する。
『SPIN』(16mm、4min、1993)Sound: Shigenobu Nakamura| Dプログラム
期間中はトークショーも充実。
2/10(土)はアニメーション作家のひらのりょうとNEWREELでもおなじみのアニメーション研究者土居伸彰が、2/11(日)は広島国際アニメーションフェスティバルから木下小夜子と阪本裕文が、2/12(月)は映像作家の牧野惇と阪本裕文、2/14(水)美術家・映像作家の石田尚志と美術・映画評論家の西村智弘が登場する。
各プログラムの詳細は公式サイトにて。この週末、渋谷にて相原の生命力に溢れ、サイケデリアな世界に陶酔してみてはいかがだろう。
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