2019年、新宿で開催された第一回「トンコハウス映画祭」。トンコハウスだからこそ可能な、グローバルな作品群と講師陣によるワークショップが大好評を博した。コロナ禍の今年も、クラウドファンディングを実施し、「トンコハウス映画祭 第二回」をオンライン開催することが決定した。
中村優香、エリック・オー、アンドリュー・ゴールドスミス&ブラッドリー・スレイブ、見里朝希、オンソン・リー、マックス・ポーター&桑畑かほる、アンドリュー・チェスワース&ボビー・ポンティラス、トレバー・ヒメネス、オ・ソロ、ジェイコブ・フレイ、ミンキュー・リー、ヨプ・ロッホフェーン&ヨーリス・オプリンズ&マリーケ・ブラーウ、ロビン・ジョセフ、ウィリアム・ジョイス&ブランドン・オルデンバーグ、合田経郎らの作品が上映される。
「トンコハウス映画祭 第二回」では、8月21日〜30日に渡り、堤大介氏が選びに選び抜いた世界の短編アニメーション16篇が、なんと無料でオンライン上映される。開始は21日の夕方ころを予定しているそうだ。ほか、豪華ゲストを迎えてのトークイベントや、トンコハウスのメンバーと学ぶアニメーションワークショップと、盛りだくさんのプログラム。上映される一つひとつの作品には、堤氏による紹介文が添えられており、アニメーション愛がしみじみと伝わってくる。
上映と並行して開催される、スペシャルプログラムを一部紹介すると、8.22 (土)には映画祭オープニングトークとして、トンコハウスの 新作「Acorns」の先行上映と誕生裏話が、8.23 (日) はロバート・コンドウ氏による「-ONI- コンセプトアートドローイング」のライブドローイングが、26 (水) には、栗田唯氏による「ストーリーボードの視点」のレクチャーが予定されている。アニメーションファンには見逃せないフルラインナップは公式サイトで今すぐ確認しよう。
また、「ヴェノム」や「ファンタスティックビースト」など、世界的名作のコンセプトアートを手がける、田島光二氏をゲストに、大学からアメリカに渡った堤監督が、挑戦、苦難、そして夢について語りつくすトークライブ「海外で挑戦するということ」が、8.22 (土)に開催予定。アニメーションファンだけでなく、多く人が楽しめそうなプログラムだ。
ロバート・コンドウ氏(左)と堤大介氏(右)。
トンコハウス初監督作品「ダム・キーパー」は、2015年の米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされ、世界各地の映画祭でも20以上の賞を受賞。その作品を原作に作られた「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」は昨年、NHKやHuluで放送され、日本でもたくさんのファンの方に愛されている。
お盆明けには、アニメーションにどっぷりと浸る一週間が待っている!タイムテーブルや参加方法は「トンコハウス映画祭」の公式サイトから。
トンコハウス映画祭 第二回
会場:オンライン
期間:2020年月21日(金)〜8月30日(日)(日本時間)
参加方法:各プログラム別に公式サイトを確認